自分だけの理想の鉄道模型を3Dプリンターで作ろう!そのためにはCADが使えると便利!

3Dプリンター

市販の鉄道模型もいいけれど、自分だけの鉄道模型を3Dプリンターで作りたいという人が増加傾向にあるといいます。製品化されていない電車の鉄道模型が欲しい、自分で考えたオリジナルの鉄道模型を走らせたいなど、ニーズは様々です。今では5万円程度で購入できるものもあるなど、3Dプリンターが身近になってきたこともあり、3Dプリンターで鉄道模型を自作してそれをネットで紹介している人も少なくありません。

鉄道模型を3Dプリンターで自作する際にあるとよいツールの一つが、CADです。3Dプリンターでものを作る際には現物をスキャンするという手段もありますが、オリジナルの鉄道模型を作りたいなどという場合には2D、または3DのCADデータが必要になります。CADを使ったことのない人もいるかもしれませんが、その際には初心者向けのフリーソフトを利用するとよいでしょう。始めから有料のものを使ってしまうと、使いこなせない時期の分の料金が無駄になってしまいます。簡単なデザインのものから作っていき、複雑な鉄道模型が作れるようになったら有料のソフトも検討してみましょう。自分で勉強するのが不安だという人は、CADのモデリングセミナーを受けるという方法もあります。自分の習熟度にあったものか、セミナーの雰囲気がよさそうかなどの点を確認して選びましょう。

また、CADのソフトが使用する3Dプリンターに対応した拡張子のデータを作れるかどうかも確認しましょう。そうでないと、その拡張子を変換するソフトなどを経由しなければならない手間がかかるのと、変換の際に不具合が起きる可能性もあります。その他、CADに慣れていない場合に起こりやすい失敗として、3Dデータの不備という点もあります。最後まできちんと線を引いていなくて空間ができてしまっていたりすると、データの破綻という状態になり、3Dプリンターが正常に動作しない可能性があります。CADと3Dプリンターを使って鉄道模型を作る、いわゆるCAD鉄の制作過程を記載したサイトも多くあるので、それらを参考にしてみるのもよいでしょう。CADをある程度使えるようにして、理想の鉄道模型を手に入れましょう。